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フラッシュライトの種類

LEDライトを購入する時に「フラッシュライト」や「ワークライト」等とパッケージに書かれているのを見たことがあると思います。
これはライトのカテゴリーです。ジェントスのホームページ内では6つに分かれています。「こういう仕様のライトが欲しい」という時にどのカテゴリのページを見ればいいのか、迷ってしまったことはないでしょうか。
そんな方のために、ジェントスのカテゴリに沿ってLEDライトの種類について紹介していきます。今回はフラッシュライトです。

フラッシュライト(FLASHLIGHT)

いわゆる懐中電灯のことで、一番なじみのあるLEDライトではないでしょうか。
フラッシュライトはアメリカ英語由来の呼び方となりますが、他にもイギリス英語由来でトーチ(TORCH)と呼ばれることがあります。 ジェントスではアメリカ英語表記のフラッシュライトという表現を採用しています。

フラッシュライトの歴史

2001年に発売したGENTOSのLEDフラッシュライト

手に持つ明りというのは古くからありますが、今のようなフラッシュライトが考案されたのは1888年でした。その後、1898年にアメリカの電池・ライトメーカーによりフラッシュライトの開発・量産製造が開始されました。1900年代に入ると、日本においてもフラッシュライトの製造が開始され、大きさや用途に応じた様々な形態のライトが生まれました。ジェントスは1992年からフラッシュライトの取り扱いを開始。当時は代理店として輸入したフラッシュライトを取り扱っていました。当時のフラッシュライトは、豆電球等を搭載したものがメインでした。1996年の白色LEDの開発成功により、白色LEDの量産が開始され、日本では2000年からLEDを搭載したフラッシュライトの製造・販売が始まり、ジェントスでは、2001年よりLEDフラッシュライト(左写真)の販売を開始しています。最初は、前回のブログで紹介したようなφ5㎜の 砲弾型LED を使用したシンプルな小型ライトやキーライトから始まり、徐々にチップタイプを使用した大型高出力のライトなど様々な形状・明るさ・材質のフラッシュライトを取り扱い、アイテムを拡大していきました。

フラッシュライトの種類

フラッシュライトと一言で言ってもジェントスを含め各社色々な大きさや素材でできた製品を販売しています。いろいろな分け方がありますが、今回は大きさを元に4種類に分けて紹介していきます。

  • キーライト

小型でキーチェーン等につけられるため一番身近なライトです。

キーライト

ジェントスでは、アルカリボタン電池やリチウムボタン電池を使用しているものが多く、充電タイプや単4形アルカリ電池×1本、単3形アルカリ電池×1本のモデルもあります。スイッチも様々で、鍵やバッグ等に着けて持ち歩くことでちょっと明りが欲しいときに使用できます。 SK-8GWHSK-10G は2009年の発売以来販売を続けているロングセラーモデルです。

製品ページ:キーライト

  • ペン型ライト

細身のフラッシュライトで、ペンクリップがついているため、胸ポケットや腕のペンポケットに入れて持ち運ぶことが可能です。

ペンライト

ジェントスではアルミ素材のものが多く、単4形アルカリ電池×2本の製品の他に充電式の製品もあります。分電盤等を点検する際や医療現場等の仕事用途で使用されています。 ジェントスのペン型ライトのFlooxシリーズは、2008年の発売以来、新しいモデルを出しながら10年以上販売しているロングセラーシリーズの一つです。

製品ページ: FlooxシリーズLG-190GF-004DGRX-304RKF-145HUVSNM-142DSNM-L142D

  • 小~中型フラッシュライト(単3・単4形アルカリ電池使用サイズ)

片手で持てる大きさのLEDフラッシュライトです。

小~中型フラッシュライト

ジェントスでは、単3形アルカリ電池×2本使用や単4形アルカリ電池×3~4本、充電式の製品があります。このタイプのフラッシュライトの多くはテールスイッチを採用しており、親指をスイッチに当てて使用することで素早いスイッチ操作が可能です。そのため屋内外での点検作業等で使用されています。
ジェントスの閃シリーズは、2008年のジェントスの30周年を記念して発売以来、新しいモデルを出しながら10年以上販売しているジェントスを代表的するシリーズです。発売当時、ジェントスのライトは英語名のシリーズばかりでした。そこで、日本らしいシリーズを作りたいと考え、フラッシュライトの閃光を連想させる漢字ということで「閃(セン)」と決まりました。ジェントスで漢字を使ったライトはこの閃シリーズだけです。

製品ページ: Gシリーズ閃シリーズBlusterシリーズT-REXシリーズSRシリーズK-FORCEシリーズ単3電池使用単4電池使用

  • 大型フラッシュライト(単1・単2形電池使用サイズ)

単1等の容量の大きな電池を使用することが多く、重量が重いため、ショルダーストラップやパワーストラップ等を用いて使用することを想定しています。強力ライト等もこのタイプに入ります。

大型フラッシュライト

ジェントスでは、単1形アルカリ乾電池×4本、単2形アルカリ電池2~3本の他に充電式の製品があります。手で握った時に押しやすいよう、側面にスイッチがあります。保線作業や警備、大型装置のメンテナンス等の仕事用途で使用されています。強力ライトは防災用として使用されることもあります。
ジェントスの最初の大型ライトは、2008年に発売したSuperFireシリーズのSF-705XPで、単1形アルカリ型乾電池×4本を使用し、その当時では衝撃的な明るさの500ルーメンでした。その後2009年発売のMegaFireシリーズを経て、現在の UltiREXシリーズUT-618Rは明るさ13,000ルーメン)と革新的なライトを開発し続けています。

製品ページ:UltiREXシリーズThe LEDシリーズRX-323DRX-022DS

大きさ以外にもフラッシュライトはいろいろな分け方をする事ができます。
・明るさ
・点灯時間
・点灯パターン(Highモード/Midモード/Ecoモード/Maxモード/点滅等)
・LEDの色
・使用する電池(乾電池式or充電式)
・照射特性(照射角固定 ワイドビーム or フォーカスコントロール)
・スイッチ(ツイストスイッチorプッシュスイッチorマグネットスイッチ)
・防水
・防塵性・材質(アルミor樹脂)
・製品の重さ

照射特性やスイッチ等については今後詳しくブログで説明していきたいと思います。

目的や使用シーンに応じてどういうタイプのライトが使いやすいのか、一緒に勉強していきましょう!