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ワークライトの種類
これまで フラッシュライト、 ヘッドライトの種類について紹介してきましたが、今回はワークライトの種類についてご紹介していきます。
ワークライト(WORK LIGHT)
ワークライトとは工事現場など仕事で工具のひとつとして使用されるライトのことです。
作業灯と呼ばれることもありますが、ジェントスではワークライトと呼んでいます。光源はハロゲンライトやメタルハライドライト、蛍光灯など様々なものがあり、LED光源のものが出てきたのはここ最近のことです。大光量や防水性、耐久性が高い製品が多く、屋外や屋内での現場作業だけでなく、建造物や展示物のライティングとしても使用されることがあります。
歴史について調べてみたのですが、ワークライトがいつ頃からあるのかは分かりませんでした。
ジェントスではワークライトと名前の付く製品を2013年ごろから販売していましたが、本格的なワークライトを開発したのは、2015年2月のCOB LEDを搭載した充電式ワークライトGanzシリーズの販売からです。
COB LEDを採用したのは、1つの光源で多重影ができにくく広範囲照射でき、作業に最適な光源だと考えたためです。ちなみに、チップタイプLED複数個を搭載した製品の場合、広範囲照射は可能ですが、光源が複数あるため多重影ができることがあります。手元作業の際に影が複数あると目が疲れやすくなるため、ワークライトを選ぶポイントの1つとして参考にしてみてください。
また、充電式を採用したのは、電源ケーブルを無くすことで作業をより安全に、より楽にするためです。「電源ケーブルを無くすなら乾電池式でも良いのでは?」と考えた方がいらっしゃると思いますが、乾電池式の場合、明るさを出すためには乾電池が複数本必要になるため、重量が充電池式よりも重くなり、サイズもさらに大きなってしまうのです。そのため、ワークライトを少しでも持ち運びしやすくするためにジェントスでは充電池式を採用しました。加えて、充電池式は乾電池式よりもランニングコストを抑えられるという点もあります。(乾電池と充電池の違いについては「充電池式と乾電池式どちらが良いか?」をご覧ください。)
製品を購入する際はご紹介した点も含めて検討してみてください。
ワークライトの種類
フラッシュライトと同様にいろいろな分類の仕方がありますが、今回はジェントスの製品に合わせてハンディ型と投光器の2種類に分けてみました。
①ハンディ型ワークライト
片手で持てるタイプのワークライトであり、作業時に手元を照らすことを目的としています。
片手で持てるといっても、形は様々なものがあるのでさらに3タイプに分けてみました。
・ハンディワークライト
手に持つグリップ部分が前後に回転し、スタンドのように立たせることができます。
底面にはマグネットがあり、マグネットを使える場所であれば任意の場所に固定して使用することが可能です。
メインライトの他にトップライト搭載のモデルもありフラッシュライトのように使用できます。
製品ページ:ハンディワークライトシリーズ
・薄型ヘッドワークライト
底面にマグネットとフックがあるだけでなく、ヘッドが前後に180°回転することで照射方向の角度調整が可能です。
ヘッドが薄いので狭い所に差し込んで使用できます。
折り畳むとコンパクトになるため、持ち運びに適しています。
製品ページ:薄型ヘッド作業灯シリーズ
・バータイプワークライト
バータイプで発光部分が長いのが特長です。トップライトを搭載しているため、フラッシュライトとしても使用可能です。
製品に付属、または内蔵されているマグネットで天井などに張り付けて使用できるため、周辺を広く照らしたいときに便利です。
ジェントスでは、2種類のバータイプワークライトがあります。
製品ページ:バータイプワークライトシリーズ
ハンディタイプのワークライトは使用シーンがイメージしやすいような動画を作成していますので、是非ご覧ください。
ちなみに、ジェントスの公式Youtube「GENTOS Channel」にはワークライトのイメージ動画を多数アップしていますので、併せてチェックしてみてくださいね。
②投光器
置き型タイプの大光量のワークライトで、現場を広範囲に照らす時などに使用します。
ジェントスの投光器は全て充電池式を採用し、AC電源につないだまま使用することも可能です。すべて持ち運べる大きさであり、作業に必要な明るさや点灯時間を選べます。アクセサリーの スタンドや バイス を使用することでいろいろな所で使用することができます。
製品ページ:投光器シリーズ
ご紹介した他に、ジェントスにはUV LED搭載の UVワークライトや 高演色LEDを搭載した高演色ワークライト、更に専門的な用途の 防爆ライトがあります。
ワークライトと言えば仕事用のライトと思われているかもしれませんが、ガレージで車やバイク・自転車のメンテナンスをするとき、キャンプなどのアウトドアシーンでも大活躍します。
ジェントスが作成した アウトドア向けランタン紹介動画「ジェントス社員のやってみようシリーズ」キャンプ編 の撮影の裏側では、投光器シリーズが大活躍でした。撮影終了後にテントを畳む際や、荷物を片付ける際にワークライトの広範囲照射と大光量は大変役立ちました。
なお、アウトドアで使用する際は周囲の利用者の方に光が当たらないよう十分ご注意ください。
ワークライトは1台持っていると便利なライトですので、是非一度手に取ってみてくださいね。
過去のブログ記事はこちらから
第5回2020.02.28 「明るさについて」
第4回2020.01.24 「ヘッドライトの種類」
第3回2019.12.25 「ANSI FL1 Standardとは」
第2回2019.11.25 「フラッシュライトの種類」
第1回2019.10.25 「LEDの特長と種類」