GENTOS流 バイクライトの選び方
基準 その1
走行場所や走行時間に適した明るさ
街灯のある道や明かりの全くない暗い道、日中や夜間など、走行する場所や時間によって必要な明るさは異なります。また、自動車や歩行者に自分の走行をアピールする事も可能です。
基準 その2
夜間でも5~10m先を照らせること
東京都交通規則第9条では「夜間に前方10メートルの距離にある交通上の障害物を確認することができる(※1)」ことと定めています。なお、「5メートル」と定めている地方自治体もあります。
基準 その3
停止距離以上先を照らせること
※停止距離とは、止まろうと思ってから実際に停止するまでに走行してしまう距離のこと停止距離は自分の走行速度によって異なります。
それぞれの時速で走行している場合の停止距離は下記グラフの通り。
走行速度と停止距離の比較
※空走距離(危険を感じてブレーキをかけてからブレーキがきき始めるまでに進む距離)には自転車の重さや 運転者の体重は加味していません。
※制動距離(ブレーキがきき始めてから止まるまでの距離) = (速度)2/(加速度:254) × (摩擦係数:0.7) ※停止距離 = 空走距離 + 制動距離 ※路面乾燥時を想定。
反応時間2秒の場合、20kmで走行している自転車では、ブレーキをかけてから停止するまでに約14m必要です。
これらの基準を基に、
ジェントスのバイクライトを4タイプに分類
ぜひバイクライト選びの参考にしてみてください!
注意
※このライトの選定方法はあくまで目安です。※自転車に乗る際は交通ルールに従って、十分に安全を確認の上走行してください。
●出典:※1 東京都道路交通規則第9条 2018年11月7日アクセス ※2 諸田恵士・大脇鉄也・上坂克己(2009)「我が国の自転車利用の実態把握-自転車ネットワーク計画策定を見据えて―」(土木技術資料 平成21年4月号)2018年11月7日アクセス